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国際紛争

米中央軍司令官ファロン:イラン攻撃は私の時計で起こらない 2007.05.16

最終更新日:2018.07.15


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[元記事]
CentCom Commander Fallon: Attack On Iran ‘Will Not Happen On My Watch’
Faiz Shakir, May 16, 2007
URL:https://thinkprogress.org/centcom-commander-fallon-attack-on-iran-will-not-happen-on-my-watch-921d57aeb703/



ブッシュ政権は今年(2007)の初めに、ペルシャ湾岸に第2空母戦闘群を配備した。チェイニー副大統領は、 イランとの対決への政府の確約について「強いシグナル」を出そうとしているとの見通しを示した。

2月、ニューズウィークは、ブッシュ政権がペルシャ湾岸に第3空母戦闘群を配備して さらに圧力をかけることを計画していると報道した。 政府の元国家安全保障理事会のイランとペルシャ湾岸担当のヒラリー・マンは、 ブッシュの一部の顧問が密かにイランを攻撃する言い訳を望んでいると警告した。 「彼らはできるだけ挑発的で、イランが何かを行い、[アメリカが]報復をせざるを得なくするつもりだ」 とニューズウィークに語った。

IPS(Inter Press Service)は昨日、第3空母戦闘群を送る政府の企てが、 米国中央軍提督ウィリアム・ファロン(William Fallon)新司令官に拒否されたと報道した:

ブッシュ大統領が米中央軍(CENTCOM)のヘッドに指名したウィリアム・ファロンは、 2月にペルシャ湾岸の空母打撃群を2から3に増やすという政府の計画に強い反対を表明し、 彼が中央軍の長である限りイランとの戦争はないと個人的に断言した。

フォロンが第3空母戦闘群の配備に抵抗した後、ブッシュ政権の2月と3月のイラン政策は 軍事的脅威を増大することからイランとの外交交渉へとシフトした。 このような変化は、政府当局によって信頼できる説明がなされていないことから、 ファロンの重要な配備への抵抗が、イランに対する政府内部の闘争において 主要な要因だったことを示唆している。


ある情報筋によると、ファロンは空母戦闘群追加に対し「軍事的な要求はないと主張した」 というメモを送ったという。 ファロンの従兵は、イランに対する攻撃が「私の時計では起こらない」と聞いた確認の時間を周りに伝えた。 湾岸におけるさらなる海軍の増強に対するファロンの抵抗は、イラン攻撃への確固たる反対と、 彼の空母を臨戦状態に準備しておくことを反映している。

ファロンのメッセージは、他の空母の配備に影響を与えたかもしれないが、 チェイニー副大統領がイランに対して象徴的な挑発行為を起こす他の方法を見つけだすことは止められなかった。 先週、チェイニーは、現在湾岸にいる2隻の空母の1隻の甲板に立ち、 テヘランが石油ルートを遮断したり「核兵器を手に入れてこの地域を支配する」ことを阻止するために、 米国は海軍力を使う用意があるとイランに警告した。