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国際紛争

ウクライナに第2イスラエルを作るイスラエルの秘密計画 2014.12.03

最終更新日:2018.07.20

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[元記事]
Israel’s Secret Plan for a «Second Israel» in Ukraine
By Wayne MADSEN, 03.12.2014
URL:https://www.strategic-culture.org/news/2014/12/03/israel-secret-plan-for-second-israel-in-ukraine.html



イスラエル・タイムズ紙は独立系イスラエル新聞で、そのスタッフの中には数多くのイスラエルの 日刊紙ハアレツ(Ha'aretz)の元記者がいる。 タイムズ紙は2014年3月16日、ウクライナのエルサレムとジトームィル(ウクライナ西部の都市)の魅力的だが 見逃されてきた物語を掲載した。 それはそれぞれの尊敬されるロシアとウクライナの特派員、ハリッシュ・ロストポラ(Hirsh Ostropoler)と グローサー・スパース(I.Z. Grosser-Spass)によって書かれ、イスラエル政府に提出された秘密報告書を引用している。 この報告書は、ユダヤ人歴史学者たちのパネリストによって書かれ、学会や他の研究センターから集められたものである。 それは、事実、欧州のユダヤ人はハザールの子孫であると結論づけている。 ハザールはウクライナと南ロシアを支配していた好戦的なモンゴル・タタール族のグループで、 西暦8世紀にユダヤ教に大規模に改宗した。

シオニストは、イスラエルが主張している土地は、聖書に述べられたユダヤ人の生得の権利であると主張してきた。 そのユダヤ人は、さまざまな帝国によって繰り返し征服された後、いわゆるディアスポラ(diaspora)を強制された。 イスラエルのユダヤ人の過半数を占めるアシュケナージ・ユダヤ人がパレスチナへの 歴史的なつながりを持っていないという証拠は、歴史的に「5,000年」の昔からユダヤ人の故郷という イスラエルの前提に疑問を生じさせるだろう。

イスラエルのジャーナリストは、ハザールと現代イスラエルのいかなる話も、 イスラエル指導者からの常に軽蔑を受けていると指摘した。 彼らはイスラエル首相ゴルダ・メアールがかって言ったことを引用している。 「ハザール、シュマザール。ハザール人はいない。私はハザールを知らなかった。 キエフで、ミルウォーキーで。あなたが話しているハザールを私に見せなさい」。 ヨーロッパからのハザール人移民が、パレスチナが古代のルーツだと主張しているが、 DNAによる証拠はシオニストの大部分の主張を否定する。

ユダヤとサマリア地区

東欧および中欧のユダヤ人がパレスチナに対する歴史的な主張をしていないという証拠は、 イスラエルおよび海外活動の一時的混乱となった。 イスラエルの立法委員会はすぐにイスラエル内閣を通過した法案を採択した。 それはイスラエルをユダヤ国民国家として合法化した。 イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は、ハザールについての秘密報告を読み、 「イスラエルはユダヤ人、ユダヤ人の民族主義国家」と宣言している。 イスラエルに対するアシュケナージの主張は、せいぜいネタニヤフ、リクード党、 ユダヤ正統派と西岸入植者党の同盟は、他に選択肢がなく、 イスラエルだけでなくヨルダン川西岸地区への民族主義的主張を積極的に支えるだけである。 ナショナリストは「ユダヤとサマリア」と呼ばれている。

しかし、一部のイスラエル人や海外のユダヤ人は危険を冒していない。 なぜウクライナのユダヤ人億万長者の大物イゴール・コロモイスキー (ウクライナのドニプロペトロフスク州の知事で、ウクライナ、イスラエル、キプロスの国籍を持つ)は、 欧州の他の場所から右翼ウクライナのナショナリストとネオナチを募集するために 何千万ドルも費やしているのか。 それは ウクライナ東部のドンバス地域で、ロシア語を話す大多数の人々と戦うためである。 彼はウクライナを「第二イスラエル」に変える計画が頓挫することを恐れている。 ロシアのドンバスに対する防護措置は、復活したハザール・ユダヤの獲物となっている クリミアを国民投票によって併合したのと同様、ウクライナをアシュケナージ・ユダヤの 第二の故郷に転換させることの脅威になっている。


アシュケナージのハザール起源についてのイスラエル・タイムズの爆弾記事はまた、 パレスチナ国家が欧州からの圧力が高まっていることを必然的に考えていることを知っているので、 イスラエルは西岸のアシュケナージ入植者をウクライナに再入植する準備をしていることを暴露した。 イスラエルの高度な遺伝学の研究は、イスラエルのアシュケナージと、 ハザール人の間に直接的なDNA系統があること、 そしてハザール人は11世紀にロシアがハザール帝国を征服した後、東ヨーロッパと 中部ヨーロッパに分散したことを結論づけた。


世界中のイスラエル人とシオニスト派同盟は、常に根深い反ユダヤ主義の ハザール - アシュケナージ遺伝的関係の提唱者を非難してきた。 しかし、秘密のイスラエルの報告書に含まれている遺伝子研究は、 イスラエルの歴史家シュロモー・ザンドが彼の著書「ユダヤ人の発明(初版2009)」 で明らかにしたことを確認している。 ハザール血統の概念は、ハンガリーの歴史家アーサー・ケストラー(Arthur Koestler)によって 1976年「13支族」で最初に紹介された。

マフムード・アッバス(Mahmoud Abbas)

イスラエルの記者たちは、ウクライナへのイスラエル人移住計画を明らかにしたネタニヤフの匿名補佐官を引用した: 「我々が本当にハザールであると認めることは、パレスチナ大統領のマフムード・アッバスの主張である ユダヤ人はパレスチナ国家に残れない、を避ける一つの方法だと我々は最初考えた。 多分藁を握っていたのでしよう。 しかし、彼がその受け入れを拒否したとき、我々はもっと創造的な解決策を考えた。 ユダヤ人帰還のためのウクライナ人からの招待は神からのものだった。 短期間でイスラエル内のすべての入植者を移すのは、物流と経済の理由から困難だろう。 我々は確かにガザ地区からの撤退で、再度入植者を追放することは望まない」。

ロストポラとグローサー・スパースは、匿名のイスラエル情報筋によると、 「我々はアシュケナージ全てののユダヤ人がウクライナに戻ることについて話しているわけではない。 明らかにそれは実践的でない。新聞ははいつものように誇張してセンセーショナルである。 これが軍事検閲を必要とする理由である」。

イスラエルとウクライナのユダヤ人の最終計画は、ヨルダン川西岸からアシュケナージを クリミアのロシア自治共和国へ再入植することで、 彼らは半島のウクライナへの最終的な領土返還になると見ている。 コロモイスキーのようなウクライナ・シオニストの究極の計画は、 米国の同盟であるユーロ圏問題担当副国務次官ヴィクトリア・ヌランドと ジェフリー・ピアットウクライナ大使を加えて、クリミアに自治権のあるユダヤ人地域を設立し、 半島をハザールの元の名前であるチャズライ(Chazerai)を回復することである。

現在のユダヤ人の伝道活動は、「暗号ユダヤ人」であるメキシコのカトリックのメスティーソ人; インドのキリスト教徒、ヒンズー教徒、仏教徒;シベリアのビロビジャンにあるロシア正教会と仏教徒; パキスタンとアフガニスタンのイスラム教徒; ウガンダ、ガーナ、マリ、ナイジェリア、 ジンバブエ、モザンビーク、マラウイの精霊信仰者;中国、サントメ・プリンシペ、 タヒチ、 スリランカ、ベトナム、ブラジル、ペルーのユダヤ人子孫だと言われている小地域の間で行われており、 ユダヤ人の人口を増やし、不法占領した西岸とゴラン高原の外側の数多くの場所に再入植する目的で、 イスラエルは意図的に計画していると言われている。

加えてウクライナ、イラク北部、リビア東部、エジプトのアレクサンドリア、トルコの一部、 アルゼンチンのパタゴニア、ウガンダは、ヨルダン川西岸を補うか、 それを置き換える可能性のあるユダヤ人の入植地としてみなしている。 いわゆる「イスラエルの失われた部族」であるインド北東部のミゾラム州、 マニプル州のブネイ・メナシェ(Bnei Menashe)は多くのインド人によって、ユダヤ人ではなく、 イスラエルのより良い生活を求める絶望的な経済移住者とみなされている。 イスラエルの拡大主義者たちは数を増やすことが必死であり、 疑わしいユダヤ人のDNA研究は東ドイツのソルブス(土ドイツ少数民族)を分類しようと試みている。 ジンバブエ、マラウイ、モザンビークのバンツーレンバ族、南部のイタリア人、アルメニア人、 ギリシャ人の一部のグループをイスラエルの「失われた氏族」と呼んでいる。 ユダヤ教徒の数や地理上の主張を増やすためにである。

ウクライナでは、いわゆる「第二イスラエル」、 コロモイスキーとキエフは、 多数の元イスラエル国防軍のメンバーを、アゾフ大隊(国家警備隊)を含むボランティア大隊に募集している。 イスラエル部隊の一つは「マイダン(Maidan)のブルーヘルメット」でイスラエル人が「デルタ」 という仮名で指揮している。 イスラエルがウクライナで影響力を拡大する既得権益を持たなければ、 これらの部隊がウクライナに行くのを容易に阻止できる。

ヨルダン川西岸には、セファルディ系ユダヤ人の入植者もいる。彼らはムーア人が統治する スペインのマラーノ・ユダヤ人の子孫で、15世紀のスペインとポルトガルの異端審問の間に イベリア半島から追放された。アシュケナージやハザールとは何の繋がりもない。 最近、ヨルダン川西岸からウクライナへ入植するアシュケナージに対する招待に似た動きで、 スペインとポルトガルは世界のセファルディ・ユダヤ人を許可する法律を制定している。 彼らは、両国で市民権を得るために、異端審問の間に追放されたマラーノの子孫であることを証明できる。

あるドンバスのロシア人の話し家は、キエフ政権の親イスラエルの意向を警戒している。 奇妙なことに、コロモイスキーは、彼の大隊で戦うためにウクライナ西部と ヨーロッパから多くの新ナチスを募集している。 その右翼組織は将来の大乱戦(バトルロイヤル)の考えを常に支持している。 それはロシアとイスラエル、ウクライナ、ポーランド、ジョージア共和国のハザール人の残党の 生き残り戦で、11世紀にロシア帝国によってハザール国が敗北させられたことに復讐するためである。

イスラエルは、ミカエル・サアカシュビリ大統領のジョージア政府に、 2008年の南オセチアとアブハジアに対する戦争で軍事、諜報支援を提供した。 ジョージアはハザールの子孫でイスラエルとジョージアの二重国籍を多数の国民を含む。 同様に、イスラエル人は、アゼルバイジャンと密接な関係を築いている。 その国はグルジアやウクライナのように、サブボトニクと呼ばれるアゼリ・ユダヤ人の先住民族の グループと通してハザールと古代のつながりを持っている。

匿名のネタニヤフの補佐官がイスラエル・タイムズのジャーナリストに引用されている。 イスラエル政府がウクライナに大規模なイスラエルの入植地を作っている理由を明らかした: 「首相が述べたように、主権を有する人々の歴史的領土では、ユダヤ人がどこに住んでいいか悪いかを誰も言わないだろう。 例えそれがユダヤとサマリアの聖書の故郷の一部を諦めることになっても、 平和のために痛ましい犠牲を払うつもりである。 あなたは我々が歴史的権利をどこか他の場所で行使することを期待しなければならない。 我々は、これが黒海沿岸であると判断した。そこでは我々が2000年以上にわたり原住民だった。 偉大な非シオニスト史家のサイモン・ドゥブノさえ、我々はクリミアに植民する権利があると言った。 それはすべての歴史書に書かれている。あなたはそれを調べることができる」。

補佐官は、イスラエルの2人のジャーナリストに、ネタニヤフは古代ハザールの強さに感謝していると言い、 ネタニヤフの次の言葉を引用して次のように言った。「我々は4000年前の歴史を持つ誇り高き古代の人々である」。 そして補佐官は付け加えた。「同じことがハザールにも当てはまる . . .ヨーロッパではそれほど長くない。 しかし地図を見てください:ハザールはアウシュヴィッツの境界の内側に住む必要はなかった」。

ウクライナのペトロ・ポロシェンコ、アルセニー・ヤツェニュク、コロモイスキーと 米国の支持者ヌーランドとパイアットの活動に直接結びついている。 それはヨルダン川西岸のアシュケナージ入植者のために、一時的であるか否かにかかわらず、 安全な避難所を作り出す。 イスラエル・タイムズのおかげでハザール人と現代のイスラエル人に関する秘密のイスラエル・レポートが暴露された。 そして米国と欧州連合の背後にあるウクライナ不安定化の陰謀がいっそう明らかになった。


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