リンク:記事一覧 🔲2013年8月の毒ガス攻撃(化学兵器使用) ▼シリアで1300人以上が死亡する毒ガス攻撃が発生(2013年8月21日) 【カイロ時事】在英人権団体「シリア人権監視団」などによると、アサド政権側部隊は21日、 首都ダマスカス郊外のゴウタやザマルカなどに対し、激しい攻撃を加えた。 シリアの反体制派は「毒ガス兵器で1300人以上が死亡した」と主張するが、 国営メディアは「化学兵器使用に関する報道は完全な誤りだ」と否定している。(時事通信) ▼国連最終報告書(2013/12) 次の記事を参照ください。 シリア:国連派遣団の報告書は、 反政府勢力が化学兵器を民間人や政府軍に対して使用したことを確認した 2013.12.31 国連調査団の化学分析によると、使用されたサリンガスは粗悪品で、自家製(home-made)レベルである。 さらにCIAが公開している情報によれば、「イラク軍の化学兵器専門家がシリアに移動し、 反政府勢力のために活動中である」。 結果として、国連調査団はシリア反政府勢力の犯行の可能性が高いとの結論づけました。 ▼国連最終報告書の補足 (1)Seymour Hersh氏の証言 Seymour Hersh氏は次の証言をしており、本も出版しています(London Review of Books)。 それによれば、5月下旬にCIAの上級コンサルタントが次のように語ったと言ってます。 「2013年3月19日の比較的小規模な毒ガス攻撃の後、 CIAは調査を開始した。 (米国が支持する)シリア反政府組織がサリンを製造しているとのブリーフィングをオバマに対して実施、 報告書も提出した」。 (2)国連の調査団を依頼したのは誰か? 米国でもNATOでもありません。シリアのアサド大統領です。 2013年3月19日の比較的小規模な毒ガス攻撃の後、欧米メディアが「アサドがやった」と書き立てたので、 アサド大統領が国連に調査を依頼しました。 それに対してイギリスとフランスが邪魔をしたので、調査団派遣の到着は遅れ8月になりました。 なぜ邪魔をしたのか、今も分かっていません。そして調査団到着の3日後に、 1300人以上が死亡する悲惨な事件が起きました。もし欧米メディアのいう事が正しければ、 アサド大統領は国連調査団を招聘し、調査団到着直後に「1300人以上を殺す」デモンストレーションを やったことになります。オバマがそれ以前に”Red Line”(越えてはならない一線)を宣言していたにも拘わらず。 要は、”Red Line”を越えると”戦争だ”と宣言していたわけです。 ▼関連ビデオ シリア紛争 2013.05.06 [日本語字幕] 2013年8月の毒ガス攻撃に関する国連レポート。 1400名以上が死亡。反政府勢力の仕業の可能性が高いと報告 v2 YouTube=>https://youtu.be/mChNnBkh3oA
[ビデオの内容:シリア特派員のレポート] ・国連調査官は、医師と犠牲者だけでなく、証人にこの国での神経サリンガスの使用についてのインタビューしました。 調査官カルラ・デル・ポンテはBBCに対し、アサド軍ではなく反乱軍がガスを使ったという強力で具体的な疑惑があるが、 議論の余地がないとまでは言えない、と語りました(2013年)。 ・事件のわずか数日後に合衆国が シリア政府のアサド政権が化学兵器を使用していると言って、 大げさに胸を叩き始めました。これに対し、国連の調査委員会の主張は事実で裏付けられています。 シリアの危機にとっては、これは間違いなく大きな形勢逆転になります。 🔲2017年4月4日の毒ガス攻撃 シリア北西部の反政府勢力地域で、毒ガスによって多数が死亡。 この事件でトランプ大統領は、シリアに巡行ミサイル攻撃を行った(59発)。 ▼アップ済み関連ビデオ (1)反ネオコンNews [日本語字幕] アメリカの良心:ロン・ポール ‒ シリア政府のガス攻撃の可能性はゼロ, トランプのミサイル攻撃はネオコンの影響💛英語での視聴:30万回以上 YouTube=>https://youtu.be/xp8_f3eVJsA
[ビデオ説明:対談内容の概要] ・[Ron Paul] トランプ大統領は、シリア人に自国の運営を任せる、と言った。 この発言は、シリアのアサド大統領を利する発言なので、そうならないように、 誰かがアサドが毒ガスを放出した可能性が高い。 ・[Daniel McAdams] 国連調査官のカーラ・デル・ポンテは、証拠によれば、その攻撃は反政府勢力が行った可能性が高いと述べました (2013年 毒ガス攻撃で1300人以上が死亡した大惨事に関して)。 ニッキー・ヘイリー米大使が使国連安全保障理事会で「アサドが化学兵器を使用したことを我々は知っている」と言ってますが、 真実ではありません。 ・[Ron Paul] アサド政権は今や優勢で、反政府勢力は崩壊状態である。 今の条件下でアサドが突然毒ガスを使うなんて何の意味もない。彼がそれを意図的にやり、 現在もやっている可能性はゼロだ。 (ネオコンアメリカの)同盟国はサウジアラビア、イスラエル、イランのスンニ派である。 彼らは一緒になって共謀していた、それゆえ彼らは打倒されなければならない。 (2)シリア紛争 2017.04.06 [日本語字幕] シリア在住英国人記者:西側メディアの嘘。米国支援の反政府軍化学兵器工場が被弾、毒ガスが漏洩 2017 💛英語での視聴>11万回 YouTube=>https://youtu.be/faDmY-XYqJo
[ビデオ説明] ダマスカス在住の英国のジャーナリスト:トム・ダガン氏が次のように語る。 「西側メディアは毒ガス攻撃の背後にアサド大統領がいると嘘を言っています。 実際にはシリア空軍機がテロリストの弾薬集積所を攻撃した際に、化学兵器を製造している工場も破壊され、 毒ガスが漏洩したのです」。 🔲その他の関連ビデオ (1)反グローバリズムNews [日本語字幕] シリア..ユダヤのためのもう一つの戦争 by Brother Nathanael💛英語での視聴:11万回以上 YouTube=>https://youtu.be/N08UQucivFY
(2)反グローバリズムNews [日本語字幕] ユダヤの沼 – ドナルド・トランプのシリア戦争 by Brother Nathanael💛英語での視聴:3万回以上 YouTube=>https://youtu.be/p54EwmONuNM
[訳者注] Brother Nathanaelについて
米国には1913年に設立された名誉毀損防止連盟(ADL)があります。 ユダヤ人に都合の悪いことを言われたら「反ユダヤ!」とレッテルを貼って、あらゆる手段を使って、 その言論を封じ込めるという役割を担っています。 V. マーケッティ元CIA副長官付上級補佐官はユダヤの告白の中で次のように述べている。 「・・・ADLはどのような人でもしかるべき地位や仕事を与えることができ、逆に引きずり下ろすこともできる。 ・・・またADLは議会のメンバーを当選させることもできるし、クビにすることもできる力を持っている。 マスコミも、ADLに怯えながら仕事している」。 このため政治家も批評家もユダヤ(正確にはシオニスト・ユダヤ)を批判できません。 せいぜい見かけるのは「イスラエル・ロビーは恐ろしく強力で・・・」という言い訳です。 しかしBrother Nathanaelは元々ユダヤ人です。 「これはインサイド情報だが・・」などと前置きし、言いたい放題です。 雰囲気からは「フーテンのユダヤ人」と言った感じですが、実際には神経症を患ったとの ネガティブ・キャンペーンもあります。神経症ぐらい当然でしよう。 あれだけ言えば、まともな仕事にはつけないし、毎日攻撃の嵐は間違いありません。 まだ生きているのが不思議なくらいです。 🔲最近の記事と動画 [関連記事] 戻る=>page top ・イスラエルの空爆は完全な失敗だった 期待されたロシアへの報復 Veterans Today 2018.02.11 ・Intel Drop:イスラエルのシリア空爆は完全な失敗 Veterans Today 2018.02.10 ・トランプ屈辱:シリア巡航ミサイル59機のうち34機を撃墜、ロシアはすぐにシステムを改良 2017.04.09 ・事実と無関係:シリアの化学攻撃に対するOPCWの報告書は政治的命令 2017.07.14 [関連動画]
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