リンク:記事一覧 [元記事] Trumped Up Treason: No attack, no victims, no chem weapons: Douma witnesses speak at OPCW briefing at The Hague (VIDEO) By VT Senior Editors - April 27, 2018 URL:https://www.veteranstoday.com/2018/04/27/trumped-up-treason-no-attack-no-victims-no-chem-weapons-douma-witnesses-speak-at-opcw-briefing-at-the-hague-video/ [著者] VT Senior Editors
編集者メモ:ジョージ・クルーニーの「ホワイト・ヘルメット」が子供たちを両親から引き離し始めたとき、
本当の恐怖があった。ホワイトヘルメットが偽の攻撃をするとき、
彼らが誘拐した子供たちを実際に殺することもある。
11才ハッサン・ディアブと病院職員を含むドゥマでの化学攻撃の証言は、ハーグで記者団に、 ホワイトヘルメットのビデオは米国主導のシリア攻撃の口実として使われたが、実際には演出だと語った。 「私たちは地下にいました。人々が病院に行かなければ、とを叫んでいるのを聞いた 私たちはトンネルを通りました。 病院では、彼らは私に冷たい水をかけ始めました」と、少年は記者会見で語った。 ハーグの化学兵器禁止機関(OPCW)にはロシアの派遣団が集まっていた。 ハッサンは、ホワイト・ヘルメットのグループが4月7日に発表したビデオで、 ホースで水をかけられ洗われた「犠牲者」の一人です。 少年とその家族は、その後メディアに話し暴露した。ハッサンは、 化学的攻撃が行われたと主張する男に現場へ急がされた。 彼らは少年と他の人に冷たい水をかけ始め、怯えている子供たちを撮影した。 「見知らぬ人々が救急医療を撮影していた。内部の大混乱を撮影していた。 人々が水を浴びせられるのを撮影していた。彼らが水をかけるのに使った道具は、 実際には床を清掃するためのものだった」。 アハムッド・カショイ(Ahmad Kashoi)、救急病棟の管理者は思い出した。 「それは約1時間続いた。我々は彼らを助け、家に送った。誰も死んでいません。 化学物質に曝された人は誰もいませんでした」。
ハリル・アル-ジャイシュ(Halil al-Jaish)、その日、ゥマ病院で患者の世話をしており、 次のように記者会見で語った。一部の患者が本当に呼吸器疾患を経験した。 しかし症状は、最近の空爆でこの地区に巻き起こった重い塵によるもので、 化学攻撃中毒の兆候は見られなかったという。 同病院は、襲撃された当日に煙や塵で窒息した人々を受け入れたと救急医療隊員 ミュワファック・ナスリム(Muwaffak Nasrim)は語った。 ホワイトヘルメットが提供した映像に見られるパニックシーンは、主に化学兵器の使用を叫ぶ人々によるものだと、 混乱シーンを目撃したナスリムは付け加えた。 しかし化学兵器に曝された症状を示す患者はいなかった、と彼は述べた。 シリア赤十字の緊急救急隊員であるアフマド・サウォルは、彼が働いていた病棟には、 事件発生当日またはその後に化学兵器に曝された患者を一人も受け入れていないと語った。 すべての患者は一般的な治療が必要か、怪我の手当てが必要だった彼は述べた。 サウォルは、ジャーナリストに、赤十字とは関係なく話すためにはハーグに来た、 そして自由に何の圧力もなく証言していると語った。 ある記者は、目撃者に何が起こるのか、そして「証言のためにヨーロッパに滞在するか」と尋ねた。 「家に帰るつもりです、問題はないと思う。状況は今は良くなっています。 私たちは、他の多くの人たちと同じように、ドゥマの住民です」。 救急部門の医師のハッサン・アユンは言った。
ハーグに連れてこられたドゥマの証人のうちの6人は、すでにOPCWの技術専門家にインタビューされており、 ロシアのOPCW常任代表であるアレクサンドル・シュルギンは次のように述べている。 「他の人も準備はできていたが、専門家は自分のガイドラインに固執している。 彼らは6人を選び、彼らと話をし、彼らの説明に「完全に満足」しており、それ以上の質問はない」 とシャルギンは明らかにした。 彼は、モスクワとダマスカスがOPCW専門家から証人を「隠す」ことを模索しているとのブリーフィング前の 「特定の西側諸国」の根拠のない申し立ては、信頼できないと付け加えた。 根拠のない化学兵器事件は、ホワイト・ヘルメットのビデオと武装集団と関連のある ソーシャル・メディアの報道だけで支持されたが、米国、英国、フランスは、 実際に起きた証拠が十分にあると判断し、シリアに対して4月14日一連の懲罰的攻撃を行った。 米国とその同盟国は、シリアのバシャール・アサド大統領が、 彼らの主張の証拠を提出せずに「攻撃」を行ったと非難した。 注意すべきは、OPCW真実調査チームがドゥマに到着して化学兵器が使用されたかどうか決定する 数時間前に攻撃が実行された点である。 [関連記事] 戻る=>page top [1]シリア:国連派遣団の報告書は、 反政府勢力が化学兵器を民間人や政府軍に対して使用したことを確認した 2013.12.31 [2]ペンタゴン報告は、 イスラム教徒反政府勢力への西側の支持が、ISISを作り出すと予測した 2015.05.22 [3] 結論を急ぐ:イドリブの化学兵器攻撃は 何かつじつまが合わない 2017.04.04 [4] シリア紛争 毒ガス攻撃事件 2017.04.10 [5] 事実と無関係:シリアの化学攻撃に対するO PCWの報告書は政治的命令 2017.07.14 [6] ホワイトヘルメット詐欺 Philip Giraldi 2017.07.04 [7] シリアの毒ガス製造施設: テロリストの能力は東部グータ(Ghouta)の化学実験室で裸にされた 2018.03.19 [8] 米軍の決定的な失敗 - シリア防空軍、103機の巡航ミサイルのうち71機を撃墜 2018.04.14 [9] トランプのミサイルのひどい失敗 - ペンタゴンは攻撃目標でモスクワと協調? 2018.04.17 [訳者コメント] この記事は今年2018.04.07にシリアのドゥマ(Douma)で起きたとされる毒ガス攻撃に関する記事である。 例によって西側メディアはシリアのアサド大統領のせいにしているが、事件そのものが起きたのかどうかも疑問視されていた。 証拠は、詐欺師集団ホワイトヘルメット[6]が撮影したビデオくらいである。 この記事は、ホワイトヘルメットの提出したビデオが完全に捏造であったことを証明している。 国際司法裁判所のあるオランダのハーグでの証言なので間違いない。 しかしこのいい加減な証拠をもとに、4月14日未明、米、英、仏はシリアをトマホークと長距離ミサイルで攻撃した[8],[9]。 第一報によれば、シリア人の死傷者はゼロ、建物の被害だけで済んでいる。 毒ガス製造施設、貯蔵施設を攻撃したことになっているが、毒ガスの漏洩もない。 米軍はロシアの基地は狙わなかったし、シリアにも人的被害がないように配慮したらしい[9]。 完全な出来レースである。一体なんのための攻撃だったのか。いまもって不明である。 唯一ありそうなのは4月11日以降に報道された「シリア軍が英軍特殊部隊を東グータで捕虜にした」という報道である。 ・[Youtube] British Forces Captured by Syrian Military ・ Syrian Army Captures British Militants in Eastern Ghouta これによれば、英軍部隊をシリアから逃がすために、イギリスは元ロシアの二重スパイの毒殺未遂事件(スクリパリ事件)と、 ドゥマでの毒ガス事件を捏造し、米、仏と共にシリアをミサイル攻撃した。 しかしシリア軍の攻勢が速かったので、間に合わず捕虜になったという話である。 本当ならば随分と手の込んだ捏造事件だが、真偽のほどはいずれ明らかになるでしよう (注) 過去の毒ガス攻撃事件は[1]~[6]を参照。 |